日常の自主管理・検査としては、食品の微生物汚染の実態をできるだけ迅速にしるため、同定を行わずに定期的コロニーから菌数またはその細菌の有無を判定しています。しかし実際は、経験不足などから、その判定には苦慮しているのが現状です。(例：黄色ブドウ球菌用スタンプ培地で、黄変し、辺縁が乳白色のコロニーを認めたが、果たしてこれが黄色ブドウ球菌であるのか？)　このようなとき、菌種の決定(同定検査)を行います。

５０～１５０項目のチェックリストに従って、当社担当者が現場(地)調査や従事者への聞き取り調査、文書・記録の確認等を実施いたします。現状の施設構造・設備、機器・器具の把握および従事者の衛生意識の高さなどがわかります。(拭き取り検査と併せて実施されると、より効果があります)

昆虫類は材料や商品を食害し、経済的被害を与え、(昆虫以外の異物も同様)製品の混入した場合はクレームになり、社会的に大きな被害を与えます。クレーム品等による異物鑑別は、その侵入ルート、方法、場所、時など情報を与えてくれます。これらを知ることにより、以後の再発防止につながります。

検査項目：エネルギー、水分、蛋白質、灰分、炭水化物、糖質、繊維、等無機質(ナトリウム(塩分)、カルシウム、鉄、リン　等)ビタミン(カロチン、ビタミンA、B1、B2、C、E 等)比重(15℃)、酸度、乳固形分、無脂肪乳固形分　など。